2024年車検(車齢31年目、159,500Km)一般整備工場車検

 190Eも遂に31歳になってしまった。2001年5月にヤナセでこの1993年式の190Eを購入した時には、それから23年間も乗り続けるとは思っていなかった。購入するときには、大変な意気込みで、名車を購入したつもりで、長く乗るつもりはあったが、やはり故障は多い車だと言われていたので、毎日使う通勤車としての信頼性が保てなくなったら乗り換えなければならないだろうとも思っていた。それが何年になるかは想像もつかなかったが、せいぜい製造から15年位、私が乗れるのは頑張っても6年位かなと漠然とした感覚はあった。
 それから、あっという間に私も車も歳をとって、23年間が過ぎている。購入時の走行距離は46,200Kmだから、今の走行距離は159,000Kmなので、113,000km走行使用したことになる。確かに評判通りにあちこち壊れたものの、無茶苦茶高額な修理費用がかかったこともなく、割と短期間で修理できて、預けなければならない時には代車も出してもらえた幸運も重なり、何とか今日まで乗り続けることができている。
 23年間の修理費用は、総額約360万円である。積もり積もるとやはり結構お金を使っている。車は120万円程で購入したので、この190Eにかかった費用は税金や燃料費を除いて、約480万円ということになる。トヨタカローラの新車を10年毎に乗り換えるのと同程度のコストではないだろうか。度々発生する修理の手間暇や、煩わしさを考えると、カローラにしておいた方が安心、快適なカーライフだったことに疑いの余地はない。しかし、190Eと向き合ってきた23年間に経験し習得した修理技術や色々な人との出会いはプライスレスで、またとない経験ができたカーライフだった。

今回の車検に当たり、自分で点検して問題のある部分は2つあり、自分では修理できそうもなかったので、整備工場に依頼した。
@非常に軽く踏んだ時にだけ出るブレーキ鳴きが大きくなってきていた。
A右側ロアアームボールジョイントブーツ破れ。16万キロ、ボールジョイント無交換のため、がたつきははっきりしなかったがボールジョイントの交換を依頼。
#エンジンオイル、LLCは自分で交換したばかりなので交換無し。

ブレーキ鳴きは、リアブレーキパッド両輪内側摩耗で交換、前後清掃グリースアップで解消。ブレーキオイル交換。ボールジョイント交換も大変だったそうだが実施してもらえた。外されたボールジョイントはが5ミリくらいがたつき幅がある状態だった。交換後はステアリング操作がさらにどっしりした重厚感のあるものになっていた。

他は時に異常なく。車検完了。諸費用込みの総額は約13万円。


税金等
重量税 37800
自賠責保険 9960
印紙代 1800
合計A 49560

車検にともなう整備
  部品代 技術料
整備点検料・手数料 29000
右ロアアームボールジョイント交換 4500 20000
リアブレーキパッド左右交換 8500 5000
ブレーキオイル交換(DOT4) 2000 2000
ショートパーツ 1000  
消費税   6750
合計B 16000 56000

合計A+B 128310