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1977年クラウンロイヤルサルーンは、2010年頃に行われたボディーと機関のレストア後も、電装系装備品に問題が残り時間をかけて改善修理が施されている。

エアコン関係について、オートエアコンの自動制御に問題があり、DENSOが根を上げて修理不能とした制御基板関係について、ICチップをネットで個人的に手配して、ICチップを交換したり、コンデンサーを交換したりして、ようやく完全な制御状態となっている。すでに、トヨタではこの車両の全ての機能部品の供給は途絶えてしまっており、DENSOも基盤レベルの不都合となると修理対応できなくなっているため、維持するのはメルセデスベンツに比べると、かなり難しくなってきている。

ワイパーのリレーの問題についても、修理不能とされており、現在でもエンジン始動後3分程度ワイパーが勝手に動き続けるという状態になっている。

現在は、機関に関しては極めて良い状態であり、静粛性に関しては現代の高級車と比べてもそん色ない。ペイントの状態も良好である。内装のクッションも破れなく、良い状態である。
ホイールが一見VIP仕様のようにみえるが、これは当時モノのクラウン専用純正ホイールであり、車両の全てはオリジナルの状態である。



 

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HP作成に時間がかかっていますが、祖父からの形見で譲り受けたトヨタ自動車のトヨタクラウン・ロイヤルサルーン・ハードトップ1977年式の雄姿をご覧下さい。非常にすばらしい車で、祖父が新車で購入後、死去する1994年までワンオーナーで愛されてきましたが、その後私が譲り受けることになりました。1994年から2001年まで私が毎日、使用していました。メンテもそれなりに必要で100万円以上はかかったと思いますが、それは乗るのに困らないレベルの整備ではなく限りなく新車の状態に戻すためのレストアに近い整備だったことを考えるとドイツ車と比べた場合、非常に経済的だったと感じます。国産車でも整備次第では十分乗り続けることは可能なのです。整備のかいあり非常にすばらしいコンディションでしたが、メルセデスを入手したため、維持の問題から、親戚の空き駐車場で経済的なゆとりが出るまで死蔵しています。