IGNITION SYSTEM〜

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IGNITION SYSTEM:点火装置
点火装置では、プラグ、プラグコードの交換。イグニッションコイル、ディストリビュウターのコネクター清掃、分解を行いました。それぞれの作業は比較的易しいものでした。

掲載項目

1.点火プラグコード(ハイテンションコード)
2.点火プラグ
3.ディストリビュウター清掃/交換
4.イグニッションコイル


1.点火プラグコード(ハイテンションコード)
 プラグコードの取り外しはコード部分を引っ張らないように注意して根元をしっかりつかみ(握り)引き抜きます。非常に堅いために本当に抜けるのか?あるいは壊れないのか?といった不安を抱くかもしれませんが、思い切り引き抜けばよいのです。抜く前に、各コードがどこの気筒から出てディストリビュウターのどの位置に配線されているかを書いておくか、写真等に記録しておきましょう。その組み合わせが狂うと、正常な点火順序が狂ってしまいます。
 外したら、ソケット内部をブラシで掃除しておきました。

2.点火プラグ
 点火プラグは私は清掃するよりも、交換した方がよいと思います。それはさほど高くない部品だし、車検時に作業を頼めば工賃も特にかからないからです。しかし、燃焼の調子を見るという意味ではプラグを外し、焼け具合を点検、清掃して戻すということは意味のあることです。取り外しには、できれば工具セットのものよりも、写真のような専用工具を使った方が作業を進めやすいと思います。写真のものはオートバックスで購入したもので、とても使いやすかったです。プラグコードをはずしたら、プラグが見えているのでそこに工具を当て緩めて外します。取り付ける際は、きっちりと堅く締めます。

部品名

部品番号

値段

プラグ W7DTC ×4

00 057 67

900 ×4

 



3.ディストリビュウター
@清掃
 プラグコードを外して、ディストリビュウターの金属クリップをマイナスドライバーで外すと上の部分が外れます。アースの線がついている場合はこれも外して下さい。内部の埃やススを清掃しました。



A交換(2000,7)
 ある朝エンジンをかけ走らせようとすると、1速で回転がふらつきエンストしかけそうになりました。エンジンが温まる前には1年くらい前からこのような時が時々あったので回転をあげそのまま走らせました。しかし、この日はいつもと違いしばらく走らせても回転がふらつき、トルクが安定せずギクシャクした状態が続いたため整備工場へ直行しました。そこでエアクリーナー清掃、点火プラグ清掃、プラグコードの点検をしてもらいました。それでだいぶよくなった感じがし、様子を見る事にしました。
 翌日走らせるとやはり前日ほどではないが軽く回転・トルク不安定が出た為、デストリビューターを分解し中を見てみると、ローター(あけた時、下側にあるもの。写真参照)の一部が欠損していて、キャップも内部電極側に傷や欠けが見られた為、とりあえず交換してみる事にし、ヤナセに相談した所、上記症状の場合とりあえずデストリビューター交換し様子を見ていると言われたので交換しました。
 交換してよくなるかどうか心配でしたが、結果は的中でした。すっかりよくなり100Kmテストしましたが完全によくなりました。上記症状のある方は一度自分で分解してみて中を見てみて下さい。分解方法は@清掃を参考にして下さい。
 キャップの交換は簡単ですが中のローター交換は自信が無かったのでまとめてやってもらいました。工賃は安いのでやってもらったほうが保証がつくのでよいでしょう。

部品名

部品番号

値段

キャップ、G:84-86

027 905 207

2300

ローター

055 905 225 B

1200

交換工賃

 

1500

合計

 

5000

4.イグニッションコイル
 イグニッションコイルは分解したわけではあるません。これに配線されているコネクターがいくつかありますがこれらがほとんど内部で青サビを出して錆びていたために、コネクターをはずし、WD40やCRE5−56でスプレーしてから金ブラシをかけて清掃しておきました。