〜FUEL&EXHAUST〜

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FUEL AND EXHAUST SYSTEMS:燃料、排気装置

掲載項目

T.燃料関係
1.燃料漏れ
2.燃料フィルター
3.燃料ポンプ修理
4.燃料ディストリビューターからのガソリン漏れ修理
U.排気管系(吸気系を含む)
1.エアフィルター
2.マフラーリング


T.燃料関係

1.燃料漏れ
 燃料関係でのトラブルはガソリン漏れがありました。これは、外部燃料ポンプを収納しているケースより漏れていたもので、一日におよそ10cc程度と言ったわずかな量であったために、発見のきっかけは、車庫でガソリン臭くなっていたためでした。染みもあるにはあったのですが、僅かなもので、漏れたガソリンのほとんどは、ケース周りをつたいそこで気化してしまっていたと考えられます。ユーザーは、一度ケース底面を手で触って液体がついてないか確かめるとよいでしょう。
修理は町工場で行いました。燃料漏れで始に疑われたのは、ポンプへのホースの接続金具が緩んだのではないかということでしたが、まずこれらの金具を交換し、接続をやり直したが、1週間後再び漏れを確認したため、再調査したところポンプケースより漏っていることが判明し、これを交換したところ、それ以後燃料漏れは見られなくなりました。

部品名

部品番号

値段

ホースバンド ×3

 

150×3

フェールポンプケース

 

9600

フェールポンプOリング

 

890

交換工賃

 

4500


2.燃料フィルター
 燃料関係においての消耗品、定期交換部品は、燃料フィルターがあります。これはガソリンに含まれるゴミや、燃料タンク・ホースなどの内部が劣化することで生じるゴミをフィルターで除去しポンプに送るという働きをしていて、もしフィルターがゴミで詰まってしまうとポンプにかかる負担が増加し、その寿命を縮めてしまいます。それほど高価でなく交換も容易なようなので5万Km毎に定期的に交換していこう思っています。ポンプの直前にストレイナーというフィルターと同様な働きをするものもあり、交換したかったのですが、これは、単独で交換せずポンプと一緒に交換するもの(定期交換部品でないということ)というディーラーのアドバイスがあったので、フィルターのみで十分にゴミは除去されるということでしょう。そうなると、ますます燃料フィルターの管理は重要と言えるでしょう。

部品名

部品番号

値段

フユーエルフィルター

811 133 511 D

5600

取り替え工賃 

 

2400

 

3.燃料ポンプ修理(2006年)
4.燃料ディストリビューターからのガソリン漏れ修理

エンジンが始動しない原因は燃料がエンジンルームまできていないことが判明。
 

1、リフトポンプのOUTラインを外し始動した所、勢いよくガソリンが出てきました。

2、リフトポンプの配線をはずして、リフトポンプのINライン(リターンライン)を外して始動した所、全くガソリンは出てきませんでした。

3、リフトポンプのOUT、INラインを外し、OUTラインにポンプでガソリンを強制注入した所、INラインからガソリンが出てきました。

4、メインポンプとアキュム間ホースを外して、点検してみました。やっぱりメインポンプが全く出て無いです。ちょこっと音はするので、通電はしている模様です。

 

以上のことから、おそらくメインポンプに異常があると診断してみました。

 

ポンプの型番が0580254010でした。燃料メインポンプを取り外し、着水・通電確認し、全くポンプ機能していないことが確認されました。そこで、ぶっ壊してもいいつもりで、(少し腹いせに近い怒りを込めて)がんがん打ち付けてみた所、内部より何か黒い粉みたいなものが出てきまして、振ってみるといままでにない内部装置の動揺が感じられてので、もう一度通電してみました。すると、それまで何も出てこなかったポンプが勢いよく水を噴射してくれました!BOSCH最高?いや?最低?車に取り付けてみると、(全ホース外して、ケースゴト外していたのですが、1時間もかからずに組み上げられるほど、熟練してしまいました。外すのには2時間以上かかりましたから)、燃料デスビまでは勢いよく燃料がくることを確認!

 

燃料デスビの入力ラインを接続すると、やっぱりゴムのOリングを使用している例の箇所からガソリンが吹いてしまいます。エンジンは始動できません。燃圧が逃げてる為と信じて、急いでホームセンターに探しにいっても、水栓用しかなくガソリン用はありませんでした。

ニトリルゴム1種Aの水栓用をとりあえず買ってだめもとで装着し、スターター始動、長いくランキングでもダメです。もう一回スターター始動してみると、かかりました!エンジン始動成功です!!!やったー!!!20分くらいエンジンを回しましたが、Oリングからの漏れは無くなり、アイドリングも安定しています。

 

再始動できなければ、無意味ですので、2時間おいてから、再始動しましたが、問題なく始動しました。

 

 
 


新品のポンプは4万円以上します。中古でも2万円以上が相場。治せるものなら非常に助かります!


ポンプのパーツを全部外します。ワンウェイバルブも清掃しておきました。


ガソリンは怖いので、水でテストしました。

U.排気管系(吸気系を含む)
排気管系ではトラブルはありませんが、消耗部品を交換してきました。

1.エアフィルター
 吸気装置では、エアフィルターを交換しています。車検毎、2年おきに新品に交換しています。交換工賃は車検整備費用に含まれています。自分で交換することは可能です。エンジンルーム右側(向かって左)にあるエアフィルターケースは上下に分割できその上下は、金属製のクリップとゴムバンドで止められています。クリップはマイナスドライバーではずすことができ、ゴムバンドもわりと容易に外せます。しかし、手の入りにくい場所にあるため、比較的困難な作業であると私は思います。したがって、一回自分でしたきりで、それからは、車検時に町工場でやってもらっています。

部品名

部品番号 

値段

エアフィルター

113 129 620

2500

 

2.マフラーリング
 マフラーリングとは、マフラーを車体に吊り下げている耐熱性に優れたゴム部品のことです。ゴルフでは3カ所、4部品あり、また、マフラーが何らかの理由で車体に接近(持ち上がるということ、例えばバックして居るときにマフラーが何かに当たり車体に当たりそうになるとき)したときに、直接当たらないようにゴム部品が1カ所あります。これらのパーツはマフラーの熱にさらされながら、常に引っ張られる力を加えられているため劣化すると、堅くなり弾性を失うことで、振動が車体に伝わったり、伸びてしまうことによって支えて居る3カ所のどこかに力が集中し劣化を急速に促し、切れてしまう原因を作ります。また、マフラーが設計どうりの位置よりずれてしまうとエンジンからのアウトマニホールドやマフラー管に歪みが生じ、破損や排気ガス漏れにつながります。
交換はガソリンスタンドのピットをかりて自分で行いました。一番簡単なのは、最も後部にある箇所でマフラーリングを引っかけているステーをボデイから外すことで容易に交換できます。ステーはナットを1つゆるめれば外れます。次は、最も前で吊るしている箇所で、これは、マフラーを車体側に持ち上げてマフラーリングを緩めてずらすようにして外し、交換します。難しいのは、中央の箇所で、これはスタンドの人に教えてもらった方法で、行わなければ取り外せませんでした。頑丈な紐(ナイロンテープ)などで、リングの輪を通しぶら下がるようにして力をかけて引き伸ばし同時にマフラーを持ち上げることで取り外すことができました。 取り付けも同様にして行うことができます。さらにリングとリングの間に、前述のストップラバーがあります。これは、取り外しは簡単ですが、取り付けが非常に難しいために自分でやろうと思っている人はやめておいた方が無難かも知れません。私が取り外したときには、ストップラバー下部の取り付けるための突起がポロッともげて取れました。取り付けるときは、それをはめる穴が5mm程なのに対し、突起は8mmほどで、しかもかなり堅いゴムであるために一筋縄では入りません。油をつけ滑りをよくしてから、はめる穴の空いて居るステーをがっちり持って、1mくらいの角材でてこを利用してはめました。実はこれは自分でやったわけではなく、四苦八苦していた私を見かねて、たまたまスタンドに来ていた自動車整備工の経験者が自分の服がタイヤに接触して汚れるのもいとわずに手伝ってくれたお陰です。

部品名 

部品番号

値段

マフラー リング ×2

191 253 147 A

730×2

マフラー リング ×2

191 253 147 B

730×2

ストップ(ストップラバー)

431 253 149 A

400