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BODY:車体

掲載項目

1.内装の改造
 @ダッシュボードの木目パネル
 Aドア内張の張替
 Bリアシート回りの張替
 Cトランクルームの張替
2.ボンネット防音材取り付け
3.泥よけ(マッドフラップ)取り付け
4.雨漏り対策
5.ボディー管理
6.エアコンの吹き出し口
7.シートレールのカバー
8.ボンネットクリップ交換
9.シートブッシュ
10.ヘッドライト固定金具交換
11.シガーライター
12.ワイドバックミラー
13.リアハッチ(テイルゲイト)ストラット交換
14.エアコンブロアー装置の修理
15.<投稿記事>ドアのノブが折れて・・・
16.フロントウインドウ下端の補修
17.サンバイザー受けの交換
18.灰皿の修理
19.ドア内側上部のレール破損の修理
20.シートレール前方のブッシュ破損の修理
21.後部座席を倒すときのノブの修理


 ここでは、内装の改造、ボンネット防音材取り付け、ボディーの管理について主に述べて行くことになります。私のゴルフの内装は、非常にシンプルでそのままでも十分良いものですが、全体的に暗く、黒系統で統一されているため、古いメルセデスや、ロールスロイス、ジャガーの様な明るくシックなイメージが好きな私は、前述の車のようなクラシックなデザインであるゴルフに似合うように内装も変えてみました。ボンネット防音材取り付けは決して同レベルの国産車に比べ静かではない室内音を減少させるために行いました。また、外装であるボディーをいつまでも美しく保つためにしていること、雨漏り修理についても書きたいと思います。この項目の作業は全て自分で行っています。


1.内装の改造
 内装の改造は、@ダッシュボードの木目パネル、Aドア内張の張替、Bリアシート回りの張替、Cトランクルームの張替に分けてしていきます。1995,5
 @ダッシュボードの木目パネル
  木目パネルは、色々なメーカーから出ていますが、沖縄県内では、直接入手できないこと(取り付けは自分でしなくてはならないし、万が一取り付け中に合わないものでも返品できない、しにくい(現物を見せられないため)事と市販品は高価である(3万〜5万)ことから、自分で製作し、取り付けも行うことにしました。
 製作にあたり、まず正確な寸法取りを行います。この作業が、最も難しく忍耐力が必要になります。スィッチなどの寸法も正確に取ります。寸法が取れたら、それを元に型紙を作ります。これを現物に当てたしかめます。私は、1度目では、かなりずれていましたので、ずれを図り、また、寸法どり、型紙作り、現物合わせを3度ほど繰り返しやっとぴったりなものを作ることができました。この作業が1回では絶対うまく行かないと思うのは、ゴルフのダッシュボードはかなり直線的で平面的ですが、やはり若干の微妙なカーブがついているからだと思います。しかし、国産車のような曲線だらけのダッシュボードであればとても作る気になれません。多分、木で作るのは無理でしょう。
 次に、型紙を元に、3mm程の厚さのベニヤ板に写して行きます。ベニヤ板を寸法どおりに糸ノコで切って行きます。この作業は、工作室にあるような糸ノコの機械(固定式で乗せる板と押さえるガイドのついているもの)が無いと無理かも知れません。それは、板が薄いうえに、非常に細い幅(最小で5mm)で切断していかなければならないからです。手動式のものでは、多分折れてしまうと思います。しかし、DIYショップなどでは工作室を解放している所もありますから、探してみると良いと思います。
 切断が終わったら、現物に合わせてみます。この時、ハザードなどのスイッチは外しておきます。外し方は、オーディオユニットを外し、裏から手を回し、スイッチのボックスの爪を外し手前に引きます。ボックスごと外さずにスイッチだけを外そうとしてえらいめに遭いました。配線の来ていないスイッチの目隠しを取る要領でエアコンのスイッチを無理に外そうとして、壊してしまいました。もうだめかと思いましたが、ボックスごと外し分解し、直すことができたのが幸いでした。現物に合うことを確かめたら、一度はずし、サウンドペーパーをかけ、木工用のニスで仕上げをします。名木(ウォールナットなど)の色付けができるニスを使うと、木目が際立ちとてもベニヤとは思えないものに仕上がりました。
 貼り付けは、薄い透明な両面テープを使います。木のわく全面に貼りダッシュボードに貼り付けます。

部品名

部品番号

値段

ベニヤ板 

 

500

色付きニス 

 

800

両面テープ

 

500




Aドア内張の張替
 張り替えと言ってもオリジナルのものを本当にはいでしまうのではなく、そのうえに好みの生地を貼り付けて行きました。ドア内張は、ウインドゥハンドル(レギュレーターハンドル)の中心のネジを外し(目隠しはマイナスドライバーでこじ外す)、取ってのボルト(2本)を外し(目隠しはマイナスドライバーでこじ外す)、側面のネジを外し、あとは、内張全体を引っ張り外します。比較的容易で私などは、今では5分もあれば外してしまいます。内張りの形状に合わせ、型紙を作りそれを元に生地を切ってカーペット用の厚手の両面テープで貼り付けます。できるだけ生地を大きく使い、かつ、凹凸では、巧に生地を分けるのがこつです。この辺は言葉で説明するのは難しいので、写真を参考にしてください。
 ドア内張りにも、木目パネルを貼りました。製作方法は同様です。また、木目ハンドル(レギュレーターハンドル)をヤナセで注文できるため(偶然ドアポケットを注文する際に発見)4つ入手し交換。グレードの高いゴルフには付いているドアポケットも注文できたため入手、取り付けました。こういうふうに10年も前のオプションがディーラーで手に入るというのは驚きです。こんなことしてるのは私だけかもしれませんが・・・。

部品名

部品番号

値段

生地 10M

 

17000

カーペット用両面テープ ×3

 

2000 ×3

ウッド ハンドル1組 ×2

00 064 31

4900 ×2

トレイ,G:84 右

191 867 133 LN8

3000

トレイ,G:84 左

191 867 134 LN8

3000





Bリアシート回りの張替
 写真を参考にしてください。生地は、ドア内張りに使用したものと同一です。ポイントはやはり、いかにして目立たないように生地を分割し無理な張力がかからないように貼り付けるかということにあります。張り詰めるように貼っても、絶対にはがれてきます。
 後部座席のサイド、下回りを明るい色にしたことで広く感じることができると思います。また、防水性の生地を使用したことで、汚れをふき取ることが容易にできます。



Cトランクルームの張替
 トランクルームも同じ生地で同様な方法で貼りました。トランクルームが明るくシックな色で統一されていると何とも高級感のあるものです。

2.ボンネット防音材取り付け
 ほとんどの上級グレードの車には防音効果を上げるためにボンネット内(裏)に防音材をつけてあることが常識です。しかし、ゴルフUには、オプションにも防音材の設定が無いため自作しました。
 廃車からクラウンなどの高級車のボンネット防音材を取り外し、解体屋から購入しました。写真のように防音材をカットし、貼り付ける面にゴミ袋を木工用ボンドで貼りゴミ袋側とボンネットをゴムボンドで貼り付けました。こんなところにゴミ袋を使うのは危険(燃えるかもしれないから)ですが、防音材の裏側はグラスファイバー繊維の集まりに過ぎず直接貼ろうとするとボロボロと取れてきて収拾がつかなくなるために、木工用ボンドでかため、更にゴミ袋で膜を作ることで成型しました。さすがに心配だったため沖縄の夏の晴れているときに8時間連続で走行テストを行いゴミ袋が溶けていないか、燃えていないかを確かめたところ大丈夫で、全く問題ないことが分かりました。
作業の注意点として、グラスファイバー繊維は非常に堅く手に突き刺さると出血するばかりか、非常に細く透明であるため、なかなか抜くことができずチクチクと痛みが続きます。ですから、防音材をカットするときには、マスクと手にはビニール手袋とその上から軍手を着けましょう。
 結果としては、エンジンルーム内からの高音ノイズが減少したように思えます。

部品名 

部品番号

値段

防音材 2枚  

 

1000

ゴミ袋

 

200

木工用ボンド  

コニシCH18(500g)

460

合成ゴム系速乾ボンド

コニシG10(170ml)

450

軍手 

 

300


3.泥よけ(マッドフラップ)取り付け 1995,5
 私のゴルフには最初泥よけが付いていなかったために、リアウインドゥ・車体サイドが雨の日の走行などの際に汚れがひどかったです。それで、泥よけをつけようと思いました。ヤナセでカタログを見せてもらい2〜3種類の中から選びました。取り付けは、タイヤを外してから行った方が良いでしょう。取り付け方法などは、説明書が付いていてまた取り付けに必要な金具も付いているのでここでは省略させてもらいます。希望があれば、掲載したいと思います。
 思ったよりかなり安く、また製品の質も大変良いものであるため、前述のような汚れにも大変予防効果が発揮されました。大変満足しています。付いていない人はぜひお勧めします。

部品名 

部品番号 

値段

マッドフ ラップ

19 075 55

6900

 

4.雨漏り対策
 私の車では、雨漏りがありました。雨漏りといっても、床カーペットがじめじめしている程度なのですが。原因は、ドア内張り内のビニールシートが劣化して縮み接着してある部位がはがれていて、そこから、ドアウインドウを伝ってドア内部に入り込む水が、排水口から全て出て行かず、一部がドアと内張りの間から漏れて伝わり室内に侵入し、床カーペットにしみこんでいました。
したがって、まず内張り内のビニールシートを半透明のゴミ袋で作り直しました。貼り付けは合成ゴムボンドで行いました。注意点は、完全に接着を行いわずかの隙間も作らないということにつきます。ほんのわずかの隙間からでも水は入ってくるので、何度もテストして確認しました。
 これだけでも完璧なのですが、ドア内に入り込む水の量が多いことが分かりその原因は外部からガラス面を伝ってくる水滴をシャットアウトするサイドウインドウ下部のゴムが劣化(縮み、ガラス面に密着していなかった。)していてその機能を十分発揮していないためでした。この部分についてはいくつかの雑誌でも問題にしていたために交換することにしました。交換は簡単で引っ張ってはずし、長さを合わせて新品ものをカット(明らかに長いままの部品が来た。)してはめ込むだけです。

部品名 

部品番号 

値段

スロットシール,G:88-

191 837 478 A

2900

スロットシール,G:88-

191 837 477 A

2900

シール,G/J:87-

193 839 478 B

2900

シール,G/J:87-

193 839 577 B

2900

 


5.ボディー管理
 塗装が痛まないように、タートルカラーワックスを洗車後使用しています。洗車は全て自分で行います。洗車中に色々な発見ができます。サビを発見したら、できるだけ取り除きホルツサビチェンジャーを塗っておきます。錆びていないけれども塗装が取れて下地の白い塗装が見えていたら、タッチペイントヲ施しています。小まめに、サビの元を取り除くことが大事です。幸に私は屋根付車庫ですので、極めて良い条件で維持できる環境にあると思います。そして、できるだけ運転も穏やかに行い(遅くという意味ではない、120Km/hで飛ばしていても操作をしなやかに穏やかにゆっくりと行うことは非常に大事なことである。)ボディー・各機関への負担がかからないように努めています。また、雨の日にはなるべく使わないようにしています。ちょい乗りも良くないようです。 

6.エアコンの吹き出し口が左側が1個欠けていたので新品を注文して交換しました。(95,02)

部品名 

部品番号 

値段

デフロスターケース

 

3400



7.シートレールのカバーのプラスチックが割れていた為解体屋からみつけてきた。



8.ボンネットクリップ交換(97,07)

ボンネットロットクリップ

357 823 397

110



9.シートレールのがたつきを改善すべく交換したシートブッシュ
 前席シートを動かすとがたがたするので交換してみましたが改善せず。交換前には一つは割れていた。(95,02)

部品名 

部品番号 

値段

シートブッシュ

 

310*2


10.ヘッドライト固定金具交換(98,08)
 ヘッドライトは1つの固定部品と2つの調節可能な部品で支えられています。右側の固定部品がぼろぼろに劣化していてライトがぐらぐらしているのを洗車してるときに気づいたので交換して修理しました。固定は3つの部品でされてるのですが3つともプラスチックのような材質でひび割れ劣化が激しかったので左右で合計6つ交換したかったのですがちゃちな部品の割に高価なので今回は完全に割れていた左側の非調節型固定部品のみ交換しました。
 新しい部品は材質が変わったのかどうか分かりませんが真っ白でポリエチレンかなんかでできていそうな感じで割れにくく劣化しにくそうな部品でした。古いのは黄色っぽくていかにもプラスチックぽくもろそうな印象でした。
 交換はヘッドライト固定フレームをネジ3つを緩めてはずしてから裏からラジヲペンチでまわすようにした方がいいです。はじめ前から回そうと無理をして回す為の突起を片方割ってしまいました。裏から回しても思いのほか硬いです。少し溝の幅を削って広げてやった方が無難かもしれませんので今度からはそうします。

部品名

部品番号 

値段

アジャスター スクリュウ

191 941 133

570



11.シガーライター欠損していたのを中古部品で補完(1998.10)



12.ワイドバックミラー(1995)
 サイドミラーが極端に後方に付いている為に特に左横の視界が悪く死角が大きい為に大変困っていました。そこでワイドなバックミラーを使って左横の視界を確保しようと考えました。結果はご覧のとうりです。値段は忘れてしまいましたがオートバックスで買ったものです。多くの人が付けているようですが安いものの中には鏡の質が悪く、ぼやけて、シャープな視界が確保できません。いいものを選びましょう。

 

13.リアハッチ(テイルゲイト)ストラット交換(1999,2,9)
 リアハッチ(テイルゲイト)が上まで完全に開けないと停止してくれなくて、また、上まで上げてても強風などで荷物を出し入れしてるときに下がってきて何回か挟まれてしまった事があったのでストラット交換しました。交換は簡単で独りでもできますが、より安全に行いたいなら、また、女性であれば誰かに手伝ってもらった方がいいでしょう。
 まず、新品の金属ピンをマイナスドライバーを刺し込み外しておきます。鋭い部品なので軍手をして指先を切らないように注意します。外したピンはペンチで両側に広げ(二本のペンチをもちう)上側の溝に差し込みます。元あった所より7mmくらい離してはめておきます。この作業を二本の両端、計四個所に行います。この用意をしたものをトランク内においておきます。
 次に車側のピンを同様に外します。ピンだけ外しただけではそのまま力が掛かってるせいでストラットは外れてきませんので上下とも行えます。次にこれを外すのですが助手が要ればゲートを支えてもらって下さい。いなければ片手で支えます。ストラットに力が掛からなくなれば簡単に取れてしまいます。トランク内においてあった新品を取り、片手でゲートを持ち上げはめます。ピンをもとあった所にペンチか指でずらせばOKです。
 新品に交換すると、三分の一くらい開けただけでシューっと上がっていくようになりました。非常に快適になり満足度は高いです。是非お勧めしたい整備です。

部品名

部品番号 

値段

ストラット,G:84

191 827 550 B

5600*2


14.エアコンブロアー装置の修理(1999.3)
 ブロアーを作動させてるときに上部のみの吹き出しにしてるのに足元側でもエアーが出ていました。国産車に比べなんか風圧が弱かったなーとずっと思ってました。時々灰色のスポンジの残骸みたいのが出てきているのも気になっていました。
 @吹き出し口の中の空量調節フィンの周囲のスポンジが無くなってたのでスカッチブライトを挟んで接着した。4つともだめになってた。変えるとぴしっと締まり非常に気持ちいいし、閉じたときには完全にエアーが出てこなくなるので感動。VWはもっと耐久性を考えてスポンジを選ぶべきである。7年落ちで買ったときからスポンジの残骸が出てくる事があったので、7年で駄目になってた事になる。
 足元からエアーがもれてくるのはなぜかと思いながら、中央ダクト、左側足元パネル、右側足元パネル、中央コンソールを外し、足元ダクトのついているプラスチックケースを後ろと側面のネジを外し取り外した所、ファンが利かない原因を発見。上下の空気の流れを調節するフィンが肉抜きしてあるアルミみたいなのでできてる部品が本来ならスポンジで覆われ空気を通さないようになってるのにスポンジがぼろぼろになって、先に述べたように吹き出し口から飛んできていた。この部品は中央奥のhaynesマニュアルでいう所のfresh air boxにあり二枚ある。一枚は冷房暖房きり代え用。二枚とも中が抜けている為全く意味無しになっている。そのため風圧が四方八方に逃げてしまい弱くなっている模様。対策として肉抜きの穴にアルミホイルを張ってみようと思うが左右に分岐させる手前のダクトを外せない為困難である。
 A上下の空気の流れを調節するフィンにはかろうじて手が入るのでとりあえずこれにアルミ箔を接着剤で張り穴をふさぐ。
 B左右に分岐するダクトとfresh air boxの間もスポンジが無くなっていてすかすかな為幅1センチくらいのスカッチブライトを差込み、隙間をふさぐ。
 Cまた、ブロアーとfresh air boxの間もスポンジが無くなっていてすかすかな為幅1センチくらいのスカッチブライトを差込み、隙間をふさぐ。
 以上の処置で空気の逃げ道はだいぶ少なくなり吹き出し圧はかなり強くなった。特にサイドダクトで顕著。ヤナセに頼んだ方がいいとも思うのだが、全部アッセンブリーで交換しそうで(いったいいくらかかるのやら)、しかもまた同じスポンジならすぐに駄目になってしまうので止めました。冷房暖房きり代え用フィンはそのままなのだが、今の所どう影響があるのか不明であり、到達には相当ばらさないといけないので放置。
 結論:VWの技術者は馬鹿(良く言って技術馬鹿で現実の車の使われ方や耐久性を見据えていない)である。アルミパネルを軽量化する為に開けた肉抜きのおかげで問題が大きくなってしまってる。耐久性の低いスポンジを手の届かない所に多用してるのも異常である。新車のときの性能としては素晴らしいだろうけど、劣化とその交換と言う事を考えて設計されてないと言うのは大衆車の設計としては最悪である。電球にしても、スポンジにしても、国産車では考えられない問題が出てくる。何でもアッセンブリー部品にしてるのはドイツがリサイクルの国という事を疑ってしまう。VW社は考え方を見直さないと、どんどん安くなってくるメルセデスやオペル、トヨタの高品質車に10年後くらいに大きな溝を開けられてしまうと思う。VWは耐久性が低い車で消耗品の交換が高くつく車だ。と感じざるを得ない。もうVWはこれが最初で最後だろう。ドイツ車と日本車を色々整備して感じたのはドイツ車(VW)の優位さでなく、国産車の整備のしやすさ、消耗品がきっちり交換できるということである。特にトヨタ車は素晴らしい。

読者のM.K様から以下のような不都合があるとのメールをいただきました。同じような故障を修理された事がある方は修理方法など教えてもらえればと思います。
 「エアコンの調子がいまいちで、クーラーは効くのですがデフのところに異常に冷気が出て窓の外が曇ってしまいます。センターの噴出し口からはどうも頼りない冷気しか出ません。」

 

 

15,<投稿記事>ドアのノブが折れて・・・
 「後部のドアのノブが折れてしまいました。どうも前の持ち主がチャイルドロックを中途半端に動かして無理に開閉していたため金属疲労を起こしていたようです。これもパーツ(\6000)を買って自分で交換しました。ねじ2本で取り付けできるのにヤナセに聞いたら工賃3000円とのこと馬鹿にしていますね。」by M.K

16.フロントウインドウ下端の補修(2000.4.4)
  フロントウインドウ下端の左側のゴムシール(=ウインドウシールド)の部分で内部より錆が出てきていました。それにより、ゴムシールが浮いていました。車齢10年目頃から気づいていたので、錆をやすりで削り、ホルツのサビチェンジャーを塗り、錆が広がらないようにしてきましたが、不十分なようで1年くらいで錆でゴムシールが浮くようになってしまいました。手出しが困難な場所であった為、パテできちんと埋めてこなかった・塗装をしなかった為と判断し、今回、きっちりやってみようという事にしました。


  皆さんの車はどうですか?上記部分錆びてないでしょうか?ゴムをめくり上げて中を確認する事をお勧めします。構造上水が溜まりやすい所なのでやられてる車多いと思います。上記写真は問題箇所を割り箸を短く切ったものを内側のゴム(ウインドウシールドは外側のゴムの縁と車体鉄板の縁をパッキンしている内側のゴムの縁との二重構造になっています。)も含めて目繰り上げる為に数cm感覚ではさんでいる模様です。白くなっている所はパテ埋めした所です。(白い部分全てがやられていた訳ではありません。)
  補修の手順は@割り箸で作業する範囲をめくりあげ現場を確保する。又、作業範囲以外は十分に新聞紙などでマスキングする。A錆の範囲をリューターや400番の紙やすりなどで削っていきながらとことん追求する。Bガラスを外さない状態では車体鉄板の縁よりこちら側(表側)しか作業できないのであちら側(裏側)に錆が進まないうちに徹底的に錆を除去する。Cホルツのサビチェンジャーを削った部分に十分に塗る。


Dサビチェンジャーが十分に乾いたら(1日くらいは置いた方が無難)、パテ(ホルツコントールを使用)を削った範囲を含め広く塗る。この時、へらなどで表面が整になるようにパテを塗る事がゴムの面が密着する為に大切なので注意する。Eパテが乾いたら(6時間くらい)400から1000番くらいの紙やすりで順に表面を更に整にしていく。Fシンナーでさっと脱脂。Gスプレーで塗る。(3回重ね塗り。)H1日乾かしたら、ゴム(と接する面にだけシーラー(ホルツ クリヤーシラーを使用)を十分に塗り割り箸を取り除きゴムをかぶせる。かぶせる前に割り箸や作業で傷めてしまったゴムの内面をアーマーオールでキレイにしておくとより接着面が整になる。


Iはみ出たシーラーを乾く前に拭き取る。この時塗装面にシーラーが付き汚くなるが、かまわないできっちり拭く。J1日待ち、汚くなった塗装の部分に1000番の紙やすりをかけシーラーの付着物を取り除きキレイにする。Kマスキングをゴムの上からして再度スプレーで塗装する。
  以上です。I以降が無駄なように感じますがシーラーを十分に塗る事を考えるとこの方法を取った方がいいと思います。シーラーが完全に乾いてからナイフで削れば?と思われるかもしれませんが、その際、ゴムを切ってしまう可能性が大きいので止めるべきでしょう。  結果、ゴム内部面は3重塗装、ゴム外部面は6重塗装になり、より強固な塗装になったと思います。塗装に使った塗料は純正品をヤナセで購入しました。塗料は二種類、タッチアップ用とスプレー用がありますが、スプレーを使用した方がキレイにできます。

部品名

部品番号 

値段

マリン BL.84-85

L A5 B.1

660

ラッカー 0002

L A5 B.3

1300


17.サンバイザー受けの交換(2000.6.13)
 サンバイザー受けが爪の部分が割れ、機能しなくなりました。助手席側と交換しようと思い、試した所、助手席側も割れてしまいました。経年劣化によるものと思います。接着剤で直しても、サンバイザーを抜き差しするともちませんでした。
 交換は容易で、ネジを外し、90度回転させ抜きます。90度回転をしないで抜こうとすると裏面の爪が割れます。割れても特に問題ないですが念のため気を付けましょう。

部品名

部品番号 

値段

ブラケット

191 857 559 H50

490*2


18.灰皿の修理(2000.6.13)
 調子悪いながらも長年壊れなかった灰皿がついに、引き出せなくなり、無理矢理引いた所中のばねみたいなのが折れてしまいました。壊れやすいという声はよく耳にしていました。
 そのばねのみで部品請求可能で安価ですので是非壊れてる方は修理をお勧めします。
 修理は簡単ですが、少しばねを抜く時にコツがいります。まず、ばねをしっかりペンチ(ラジオペンチ程度では抜けないほど力必要なので大きいペンチでやって下さい。)でつかみ手前にのみ力を入れてひきます。上下方向に力が入るとばねのはまっている部分のプラスチックが割れかねません。引くのに特別何かしながらという事はありません。とにかく結構力必要なので諦めずやって下さい。
 部品のはめ込みは簡単です。ただ爪のある方を上にしてはめるだけです。力は必要ありません。

部品名

部品番号 

値段

スプリング

191 857 981 A

190


19.ドア内側上部のレール破損の修理(2000.8)
 助手席側ドア室内側上部のレール(ドアロックのノブのついている付近のプラスチックの黒いレール)が割れて浮いていたので、外して割れていた部分を接着剤で修理しました。
 今度また割れてしまったら新品に交換しようと思います。でも結構複雑な部品なので高価そうです。

20.シートレール前方のブッシュ破損の修理(2006.10)

前席のシートの前側の受けにはゴム?製のブッシュがあります。これが破損していて、シートの前後の調節ができなくなっていました。
破損により固定のピンが穴にはまらなくなるためです。こんな部品、20年も前の年式の車だけに、パーツが出るのか不安でしたが、ディーラーへ。
もはや、ディーラーの人もパーツを探すのに一苦労のマイナーパーツでした。マイクロフィルムのパーツ図にもよくわからない感じでしか図がのっていませんでした。
とりあえず、形状的に10番のパーツじゃないかという事で注文しました。

 的中です!流石です!

装着するときはエル字型になっている曲がっている方をレール中心向きにすることです。
これはヘインズのマニュアルに載っていたから判りましたが、間違えやすそうな所です。
交換後はがっちりとした遊びのない本来の性能となりました。

シートレールピース 2個の値段 

435 881 203 A

06.10

2520(2個の値段)

 

21.後部座席を倒すときのノブの修理(2006.10)
もしかすると、10年ぶり?くらいに後部座席をたたもうとして、両サイドのノブのようなものを引っ張ると切れてしまいました。
取りあえず、ひもで応急修理しておきました。