〜はじめに〜

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 このホームページはフォルクスワーゲン ゴルフUについて、個人のオーナーとして経験したことや知っている知識を掲載し、この車のすばらしさと自動車を整備することのおもしろさをたくさんの人にもっと知っていただきたいという目的で作られています。内容等につきましては、素人知識でありますため一切責任をもてませんが、誤りや更なる知識などがありましたらメールにてご一報くだされば、紙面に反映していきたいと考えています。
 閲覧者のかたは名前とE−mailアドレスだけでも結構ですのでぜひメールを下さい。メールを送っていただいた方には改訂版が出た場合にお知らせします。
 また、紙面を賑やかにする為に、自動車関係の企業や会社の広告を無料で掲載していきたいので、興味のある方は、メールにて、ご相談下さい。


1986 VW Golf 2 Ci
MT,1800cc


参考文献




左頭から順に
Owners Workshop Manual (VW GOLF&JETTA 84'to92'),Haynes,ISBN 1850108595
Improve&Modify VW GTI&GOLF,Haynes,ISBN 0854297480
VORKSWAGEN WATER-COOLED FRONT-DRIVE Performance Handbook,Motorbook International,ISBN 0879382686
"Volkswagen Gti, Golf, Jetta : Service Manual : Gasoline, Diesel and Turbo Diesel Including 16V 1985, 1986, 1987, 1988, 1989, 1990,1991, 1992"  Paperback,ISBN 0837603420
〇ルボラン車種別徹底ガイドDVW GOLF Tuning&Fashion,立風書房,
The Best Tuning Manual VW GOLF,エイムック
The Best Tuning Manual VW GOLF Volume.2,エイムック
feel THE GOLF,主婦と生活社 CarEx may1996 vol.43,世界文化社
〇ワールドカーガイド5.VORKSWAGEN ,ネコパブリッシング
〇ルボラン車種別徹底ガイト21VW GOLF Tuning&Fashion VOL.2,立風書房

洋書の入手方法:アメリカのインターネットで注文できる本屋に直接頼むのが早く確実で安上がりです。定価の2割り引き以上なので、不当な為替レートで換算される国内の本屋と比較すると半額ほどで手に入れる事が出来ます。発送状況(今探し中、船に乗せたところなど)もオンラインで確認できたり、メールで知らせてくれるので大変親切で不安はありません。ISBNコード(本の後ろに記されている)を検索にかければ正確に探してくれます。ただし、この時、ISBNの数字だけを入力するようにして下さい。後はクレジットカード番号、住所を入力するだけでOKです。住所はアメリカ式なので、とりあえず書いておけば通じるのでどこの欄にどの住所を書くかは気にしなくても大丈夫でした。

アマゾンでは英語のフォームしかないので辞書片手に申し込みましょう。発送状況(今探し中、船に乗せたところなど)もオンラインで確認できたり、メールで知らせてくれるので大変親切で不安はありません。最近アマゾンの日本支店ができましたが、値引きはアメリカのものと比べるとかなり渋いです。時間はかかるけど安くで手に入れたいのならアメリカに頼んだ方がいいと思います。ちなみに送料が最も安いのにすると3ヶ月くらいかかるので注意しましょう。


著作者 M.SHINZATO

下欄のコラムでも書いているのですがゴルフのナンバーを外しメルセデス190Eに乗り換えました。何の故障も無い状態のゴルフを捨てるのはどうしてもできず、車庫で保管することにしました。いわば、死蔵することにしました。20016月以降の記事は死蔵後の整備記事となります。そこで、ナンバーなしの車をできるだけいい状態で維持するポイントを島さんというプロからアドバイスいただきましたのでここに記載します。言い付けをきちんと守り、ほぼ一年経過しましたが、いまだに一発でエンジン始動し、エアコンも効きブレーキも問題なしです。月一で20メートルくらい私有地内を前後に走行?させています。

では、ホームセンターなどで格安で売っているジャッキスタンドか、コンクリートブロックなどを使って地面からタイヤを浮かせておくことをお勧めします。常に地面に1Gの引力がかかっているので、最初にタイヤにフラットポイントが出来、ハブベアリングも一点に加重されるので23年放置するとおかしくなるようです。 (以前SJ10ジムニーで、おかしくなりました) あと、キャリパーとホイルシリンダーは、乗らなくても2年に一度ブレーキフルードを交換するべきですし、時々空転させて、ブレーキを踏んで貼り付を防止しましょう。(クラッチも)(ご存知の通り、ブレーキフルードには捕水性があり、DOT3でも2年で劣化します) オイルは酸化しますが、仮死状態から蘇らせる時に、交換すれば問題ないと思います。 バッテリーは、火災防止の点も含めて、マイナス端子を外しておきましょう。それでも、長期間放置すると、極板が駄目になります。 点火系は恐らく何をしても、駄目になると思います。蘇らせる時に、ディスキャップ・コード・プラグを替えることになるかと思います。 あと、ガソリン・ラバーホース類は、確実に劣化すると思います。 車は動かさないと、かえって状態が悪くなるので、時々エンジンを回したり、敷地内だけでも動かすべきかと思います。


HPを御紹介いただいた雑誌の御紹介

ザッカー20009月号

カーセンサー200012月号

オートメカニック別冊20022

UCG20027月号

 


素人試乗記+コラム

bout  NEW  GOLF 4
 ゴルフWの試乗する機会がありました。私の感想を書きます。
  
感想は乗り心地に関しては良くなってる面もあるが、Uのように地をはう感じが無い。思い切りブレーキを踏んだりコーナリングするときの安心感が薄くなったと思う。着座位置が高くなった気がし、重心も高くなった感じがする為だと思う。AT車と言う事もありエンジン音はそれほど小さくなったとはおもえない。
  
音に関していえば、Uのときは音が出てても外に抜けてる感じでこもってなかったものが、Wでは室内と外界の隔絶感は相当上がって止まってるときには静かなのは間違いないが、はしるとエンジンの音がUよりも気になってしまう。
  
加速については、遅い。これもATのせいと思う。素直にアクセル踏んでるとトルクが全く無い感じ。ばかっとアクセルを踏んでキックダウンをきかせて加速すると一応加速してくがエンジン音がとたんにうるさくなり、またATの反応も遅い。信号ダッシュでも私のU(1800ccMT)ならタイヤを鳴らせて発進できるがWは全くのろい。絶対Wと競争しても負けない自信がある。プレミオよりも遅いんじゃないか?  
 内装の質感などは格段に上がったがもはやUの様にいじろうと思う気にはさせないものになってしまった。曲線ありすぎで木目パネルなども自作は無理だろう。10年遅く生まれていたらUで味わった自分で内装をコーデネートし自作する楽しみは全く味わえなかっただろう。これからの子供たちは何でも素晴らしい作りのものが最初から与えられて自分で工夫する力を失うのかもしれない。
 
車体についてはまず、日本の規則で小さく特製にしたサイドミラーがやはり小さい。更に後方の視界がかなり狭くなった。これはリアウインドウ(HBのガラス)がかなり小さくなってクオータピラー(後ろの鉄板の面積)がでかくなって更に空力良くする為かなりリアを絞っている為である。  
 エンジンルームもギチギチニ機械が入っている。Uよりも整備性はだいぶ落ちたと言う印象。Uもプラスチックの部品が経年劣化で悪くなり問題がどんどん出てくるのだが、Wでは更にプラスチックの部品が増加している。しかもエンジンにかなり近い部分にも大量に投入されている。耐久性はどうなのか、心配である。
 
結論:日本車に近づいてきた内装や閉鎖感は良くなった点と思うが、そのために失った部分が余りに多い。また、全然VWの本来の目標が忘れ去られ、また日々過去の問題点を改良し、故障の少ない車を目指そうと言うのが無い。VWは終わったんじゃないか、と思わせる。残念である。比較してこれならトヨタ車を買った方がいいなーと思ってしまった。ゴルフUに出会えた事に感謝。ずっとこの車を大事に乗っていこう。

About NEW Beetle(1999.9)
 DUOでニュービートルの展示会があり見てきました。試乗はできませんでしたが色々詳しく見る事ができたので、報告します。
 まず外観をじっくり見る。なかなか良いデザインだと思う。がっちりしていて、さすがドイツ車と言う硬質な感じがびんびんに伝わってくる。イエローのカラーも良く似合う。雑誌などで見た時にはかわいい・ユニークなデザインと思ったが、実物を見るとそのようなちゃらけた雰囲気は微塵もなく引き締まったデザインで、道具としての機能美にあふれているように感じる。この辺はやはり日本車と違う。日本車の場合、雑誌で良いなと思っても実物を見るとデザインがちゃらけていて、まとまりが無いなと往々にして感じがっかりしてしまう事が多い。
 見ているだけでは我慢できなくなりドアを開ける。内張りのデザインも素晴らしい!機能的で大変凝った作りのドアポケットはベンツ並かも。ATレバーとサイドブレーキレバーも見た目には良いのだがシルバーのロックはアルミかと期待したのに安っぽいプラスチックだった。毎日触る部分だけに残念だ。それ以外には文句無し。後部座席も結構広い。私(身長165センチ)なら十分だ。但し後部座席中央のカップホルダーは要らない。3人座る時、邪魔だ。安っぽいし目障りだ。後部トランクは広くゴルフをしない私には十分だがゴルフバッグはきついかもしれない。細かい事だが、トランクについているVWマークは立て付けが悪いのが残念だ。
 最後にエンジンルームをみる。ぎちぎちである。どれもこれもプラスチックのカバーで覆ってある。其のせいでただでさえ狭いエンジンルームは猫も入らん位ぎちぎちである。オイルフィルターはどうやって外すのだろうか、とてもそのまま外せるとはおもえない。尋ねてみると、やはり色々外してからでないと交換できないと言う事。馬鹿馬鹿しい!エンジンオイル交換するのもデーラーでしかできないなんて!(デーラーか外車専門店でしかできないと店員が自白した。)バッテリーも相変わらず馬鹿でかく、左フェンダーの下に潜り込み素直には外せそうも無い。再び尋ねると補記類を外さないとバッテリー交換もできないらしい。フェンダーは外さなくても良いかもしれないとか。はっきりわからないということ。もっと勉強してから車は売って欲しい。アホか!ATフルードレベルゲージが見当たらない。どこにあるのか又聞いてみる。店員もわからない。なんて車だ!!こんな整備性の悪い車は見た事が無い。ひどい物を作ったもんだ。内装外装がいくら良くてもこれじゃ駄目だ。はっきり言って欠陥車と言っても過言じゃない。
 結論:車を全く自分でいじらない人で近くに見てくれるお店がある人、割高になる工賃を気にしない人、遠出をしない人、5年以上は乗りつづける気のない人にのみお勧めできる車です。私には不向きですね!

About Mercedes benz 190E <W201>1993年式)
 ゴルフの車検の見積もりをもらおうとヤナセへ行ったら、ピカピカの93年式走行45千キロ190E最終型が92万円でうられていました。2時間で購入を決断し、ローンで買いました。2日前納車されました。完全なコンデションで大満足です。諸費用と整備・タイヤ新品で合計120万でした。
 次の車はトヨタプログレと決めていたのにゴメンナサイ。裏切りましたトヨタを。プログレは中古で未だ180万くらいして後5年くらい待って買うつもりでした。
 ベンツは凄いです!!ゴルフが一気に色褪せます。でもゴルフもガレージに死蔵します。
まさにそういう魅力で全くの予定外で数時間で購入を決めてしまいました。で、購入後1月くらい立ち1200キロくらい走ったのですが、大満足です。内装関係で感想を箇条書きにすると、
@何せ素材の質が恐ろしく高級品を使っている事が分かります。
Aベンツ特有の装備の操作方法がありはじめ戸惑いましたが、すぐに慣れてしまうその機能性の高さ。
Bサンバイザーの動きが極上。うけ口にばね機構付きでカクカクッと決まり気持ちいい。
Cバックミラーが見やすく、はじめて後付けの広角ミラーを必要としないバックミラーに出会いました。
Dイスが信じられないくらい高そうな素材と作りで座るたびに幸せを実感。
E機能的なメーターが美しい。
等など。
 総じていえば、国産車と比較すると、デザインが次元違いに機能的で美しい。材質がクルマで使うものとは思えない高級素材をふんだんに使用。操作性が特異ではあるがすべて独特の理屈があり、慣れると快感。
 やはり、クルマとは思えない作り込みです。座席の下の構造などは航空機のようで
いったいいくらかけてんだと思ってしまいます。
 トヨタでも高級車を作っていますが、5ナンバー2000ccで190ほどの車を未だに作れてないと思います。プレミオの内装は安い素材で英国車のようにカッコだけ高そうにしただけで魅力的でなくなってしまいました。
 ダサくても機能的で真に高級素材を使ったベンツの魅力は空恐ろしいものがあります。

About Mercedes Benz C-180 <W203>  (2002年式)
 ドイツに旅行にいったときに新車状態に近いCをレンタルしました。日本には輸入されていないマニュアルトランスミッションでした。外装は好き嫌いが分かれそうですが、私はベンツらいいなかなかのデザインと思いますが、丸目異形レンズはしっくりきてないと思います。ポルシェのような異形レンズのデザインのセンスのよさが感じられず、人間味のないコンピューターでデザインしたような冷たい感じがします。レンズは車のデザインの中でもポイントとなる部分でそういう意味では失敗作なのでは。
 内装はクラシックというグレードでした。なかなかきれいで好印象なのですが、ここでも、エアコンの吹き出し口の意味不明な異形デザイン、各種スイッチの異形さが気に入りません。意味のはっきりしないデザインは日本車にはずいぶん昔から氾濫していましたが、メルセデスにも伝染病のように広がってしまったようです。特にオーデオとエアコンのスイッチは190Eを所有している私でもデザインに継続性がなく操作に困ってしまいました。
 走りは、さすがメルセデスそのものだと感じました。どっしりしていて滑らかな加速、気持ちのいいトランスミッション、不安の無い走行感は素晴らしかったです。特にマニュアルトランスミッションとメルセデスとの相性は素晴らしいものがありました。マニュアルでもこんなにスムーズーで滑らかなクラッチ操作ができるとは目から鱗でした。 ドイツではタクシーのアウデイーのMTにも乗ったのですがやはり滑らかなMTでした。ゴルフのMTも気持ちがいいと感じていましたが、それとは別格の滑らかさがあり、高級車のMTとはこういうものかと驚きました。走りだけは190Eのころのメルセデスと変わらず、さらに洗練されて継続性があったので安心しました。



About TOYOTA VITZ1999年式)
 レンタカーで3日間ほど乗りました。ゴルフが駄目になったらその後継者として手堅い車の候補としてあがっていたので指名しました。結論から言いますと、車が好きな人にはお勧めできません。外装デザインや内装はカッコよくヨーロッパテイストでゴルフ乗りの方も心引かれるところが多い車ですが、走りはスターレットと何ら変わらないただの安車といわざるを得ません。個人的にはワゴンRのほうが乗り心地がいいと思うほどです。これを買うよりは出来のいい軽自動車のほうが走行性能高い=安全(受動的安全だけは軽は負けると思いますが)と思います。やはり車も人も外見ではわかりませんね。

 

About Mercedes Benz C-200 <W202> (1995年式)
 代車で初代Cクラスに乗る機会がありました。すでに10万キロを走行している状態でしたが、外装のゴージャス感はグレードアップしていて塗装もまだまだぴかぴかでした。ただし外装の豪華さはカローラも最近豪華にメッキとかが使われているような感じのやや安直な豪華さでして、190の頃までのようなメルセデスのボデーの形の美しさが主体の豪華さとは少し違うような感じはします。
 
乗ってみて、かなりやれは進んでいてインストルメンタルパネルのほうからもいろんなところからぎしぎしいって来るし、エンジンの振動も大きく消耗品の交換時期がきている状態でした。しかし、そこまでぼろな感じがしても高速道路ではさすがと思わせる安定感を発揮し、このぼろ車がメルセデスだったことが認識させられます。国産車でも10万キロではここまでやれてしまうとは思いますが、メルセデスなら手入れで復活するはずなので、最近は100万円台で変える先代Cは狙ってもいい車かもしれません。気になったポイントはボンネットの湾曲が激しく、きちんと着座してもスリーポインテッドスターがきちんと全部見えないことです。これじゃ所有感著しく低下しちゃいますね。むかし、スリーポインテッドスターがきれいに見える位置が正しい位置になる様に設計されているという風なことを読んだ気がするのでしょうがその真偽は?

About Mercedes Benz C-200 <W204 (2010年式)
 デザイン的にはモデルチェンジ後はじめて欲しくなるような外観デザインとなりました。デビューして3年目になってようやく試乗する機会がありました。乗る前の第一印象は、ベンツの伝統デザインがだいぶなくなっていることに驚きました。サッコパネルがなくなりドアはごく普通の国産車然としていますし、フロントウインドゥからリアウインドゥにかけて両サイドから流れるように張られていたステンレスの雨風整流のための深い彫りの造形もなくなっていてごく普通の車然としています。これだけでも、190E(W201)からW202、W203に受け継がれてきたイメージの継承がさっぱりと変更されている印象を受けます。リアのコンビネーションランプの彫りは年々モデルを重ねるにつれ、申し訳程度の凹凸となりW204にいたってはもはや無きに等しいレベルになっています。
 運転席ドアを開けると、恐ろしく普通のシートに驚かされます。190Eの凝りに凝ったファブリックシートの立体形状は影も形もなくなり、のっぺりとしたごくごく普通のシート形状となっています。190Eのシートのファブリックはざっくりとした目の粗い厚地の手織りのような贅沢なものでしたが、W204のそれはビニール然としていて、ファブリックシートと呼ぶのもはばかられるような平滑で味気のないものです。もし、W204に乗り換えることがあったとしたら、このビニールシートだけは撤去して190Eのちゃんとしたファブリックシートを乗せてやりたいと思いました。ベンツの伝統だったドアのキャッチ部分も、ゴツイ楔形の金属の塊のものから、普通の車のコノ字タイプに変わっていました。190E時代からベンツを愛してきたマニアとしては、ベンツの定石としての基本エッセンスが次から次になくなってしまって、それが新しい独特の設計になっているのならよかったのですが、ごく普通の軽自動車からセルシオまで同じ様なデザインの国産車と同じ仕様になってしまっていることは、落胆としか表現ができません。
 運転席に座ると、そこにはデジタル表示のモニターやアームレスト周辺の見慣れないスイッチやらがあり、説明を受けなくてはさっぱり理解できない装置に取り囲まれます。190Eの運転席周りのスイッチはエアコン風量・内外気切り替え・クーラー強さ・運転席温度・助手席温度・送風ダクト切り替え・前後左右のパワーウインドウ・ハザード・助手席ミラー調整・ウインカー+ワイパー・ヘッドライトであり、数えてみると13個です。W204は中央パネルだけで44個、シフト部分に5個、ハンドルに12個、ドアに12個、ウインカー部分は2本、ヘッドライトで総計76個ものスイッチがあります。これはパワーシートのスイッチを両者とも除いての数です。中央パネルに異常にスイッチがあるのはカーナビの入力関係がタッチパネルではなく一つ一つスイッチとして存在するためでテンキー部分だけで13個ものスイッチが並びます。眩暈がするようないたるところに存在するスイッチの大群にうんざりします。タッチパネル方式なら故障時にパネルだけを交換すれば済む問題が、この一つ一つのスイッチの物理的な接触不良が将来おきることを考えると卒倒しそうな設計です。
 日本仕様では最も安い399万円の仕様でも無理やり装備されてしまうカーナビゲーションは三菱電機製とのこと。カーナービのアフターマーケットでの三菱電機の知名度はゼロに近いことを考えると、その性能に多く期待したくはありません。地デジチューナーはフルセグでテレビ画面は非常にきれいでした。しかし、この美しいテレビは走行中は助手席でも見ることはできません。ベンツはカーナビが出始めたころは安全のために、わざと目線に入らない中央パネル下側の位置にモニターを設置していました。国産メーカーもカーナビの出始めの時期はみんなそのように設置していました。視界に入っているとどうしても走行中目がいってしまって、集中力を欠いてしまうからです。視界の明らかに下側に設置していれば、走行中に視線を大きくそらす必要があるため、かえってわき見をしていることを自覚して安全という理屈でした。しかし、それがいつの間にか、視界に入る部分に設置され始め、いまやほぼすべての車で中央上部に設置されています。私は、過去にモニターをオンダッシュ設置で使ってみて、走行中のわき見が増えて危険を感じたことが何度もあったために昔の理屈のほうがやはり正しいと感じています。いまの自分の車はすべて、中央下方の視界に入らない場所に設置しています。
 下らない装備のクレームはこれくらいにして、走行してみての印象です。まず、速度が分からない。静かだからというわけではなく、速度計の見方が分からないというか見方を教えてもらっても非常に分かりずらい。1センチ程度の小さなバーが速度表示の円周を回っているだけですので、視認性は最悪です。これは本当にどうしようもないほど最悪なデザインだと思います。つぎに、アクセルの調整がしにくい。踏みしろが浅く、短い調整距離でスロットル調整をしないといけないので、繊細なアクセル操作ができない。そして、同じ理由でブレーキも調整がしにくい。かっくんブレーキになり、繊細なブレーキ操作ができない。加速はよいです。燃費もよさそうです。静かです。それでも、スピードメーターがこんなに見にくくて、細やかなアクセルとブレーキの操作がし難くて、つま先に神経を使いすぎるような車は非常に疲れます。異常な形のサイドミラーも見慣れぬ不愉快な視界となります。
 そして、190Eと比べてW204はフロントウインドゥが顔に近くて凄く圧迫感があります。天井も近いです。試乗を終えて190Eに乗ったとき、かなり開放感がありその差に驚きました。
 結論としては、誰がこんなろくでもない車を作ったのでしょうか。外見のデザインは欲しいと思わせるものがありましたが、乗ってみて失望しました。どうしようもない車。それが私のW204の評価です。
 近々、フロントのフォグランプがLEDになるため、在庫の現行型は値引き幅が大きくなるそうです。そういう下らないことで、安くなる。メーカーもディーラーもその程度の車と分かって売っているということでしょうね。

2011年モデル(大幅マイナーチェンジ後;史上最高のC)

 ディーラーに大幅マイナーチェンジ後の”史上最高のC”のフレーズで宣伝中のCクラスワゴンがあり、社長の好意で試乗の機会をいただいた。インパネはだいぶデザインが変更されていて、ここまでやるならフルモデルチェンジ相当と思うほどで、ベンツの商売のやり方も昔とはずいぶん変わってきたんだなということを感じた。もともと、外車はモデルチェンジサイクルが長く極端に新車をセールスするような売り方はしてこなかったのが、国産車と対照的であったし、外車を選ぶ理由の一つに国産車のようにすぐに旧モデルになりもっといいものが次から次に出てくるのが嫌だなというものがあったはずだ。それが、いまやマイナーチェンジで大幅にリファインして買い替えを促すようなセールスをベンツが行うようになったことは、短期的な需要喚起にはつながっても、ベンツのモデルサイクルの長さが好ましいと感じている古いベンツファンにとっては、長期的には顧客離れを引き起こしはしないかと心配になる。マイナーチェンジでこれほどまでにリファインする必要があったということは初期モデルの完成度・熟成度が低かったということにほかならず、昔のように1モデルを10年かけてデザインして、10年製造を続けるというサイクルが崩れたことに関係があるかもしれない。
 肝心のリファイン内容として、最も印象的だったのは、制御しにくいカックンブレーキと過敏なアクセルペダル制御がかなり改善され運転しやすくなったことだった。内装や外装のリフレッシュは、まあ、どうでも良い内容で別に優劣・新旧を私は感じはしない。最近の車全般に言えることだが、やたらと重厚感のある走行感が私は好きになれない。190EやゴルフIIのような軽快な感じの走行感が私は好みである。マイナー前後で中古車を選ぶとすれば、マイナー後の方がいいのは明らかと感じた。マイナー前の車は下取りの時はだいぶ損するでしょうな。

 

About Mercedes SMART COUPE (2003)
 
この車代車で借りて乗ってみるまでほとんど期待してなかったのですが、乗ってみて感動した車でした。なにがいいかと、まず独創的な車体サイズ。これは本当にまったくこれまでの車の概念を変えるサイズです。普通の駐車場のスペースになら完全に横置きなら二台止まれます。更に車の180度旋回がかなり狭い道幅でも可能で、これまでいきたくてもいきにくかった細い路地沿いや大通りに面して歩道にわずかなスペースしかない店舗などに気軽に行くことができ世界が変わります。次にデザインの美しさ。この100万円台の車は最先端のデザインで、(メンテナンス性はよくはないのですが)しっかりと落ち着いたある意味で高級感のあるデザインだといえます。安い車という雰囲気はまったくありません。
 内装もこれまでの自動車の概念では考えられないような空間の利用の仕方がされていて驚きの連続で飽きることがありません。しかも合理的で機能的なのですから、日本の軽自動車が惨めに思え同時に日本人のデザイン力が惨めに思えます。
 最後に自動車として最も重要な走りについてですが、一言で言うとすればあまりよくはないということです。特に市街地でのオートマチックモードは最悪です。今時このレベルで製品として売るなんて考えられないほどひどいものです。マニュアルモードで使用するべきです。これがうまく使えるようになればスマートはドライバーの呼吸をうまく汲み取ってくれるようになります。高速走行ではこの車底知れぬ底力を見せてくれます。加速がいいことに加え特筆すべきことはその安定性になります。この車で時速1$0Kmで走行しましたがびしっと安定していて小さな車に乗っていることを忘れてしまいます。市街地ではごつごつとやたらに硬い足回りも時速80Kmあたりから滑らかな粘りのある安定感を生み出してくれます。横風が来るとハンドルが取られがちですが修正していけばさほど怖くありません。
 クーペモデルは天井がガラス張りでこれが意外にとても気持ちいです。室内が明るくなり狭い室内のはずなのに開放的で広々感をかもし出してくれます。燃費についてはなんとリッター25Km!ガンガン回転数を上げて走ったにもかかわらずこの燃費はすばらしいです。いろいろ不満点はありますが、道具としてこの車かなり評価できると私は思います。

ロータス・エキシージ(2006
先輩が購入し、拝見させていただく事ができました。凄い造形です。いいもの見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

2011年新型スイフト.・ダイハツムーブ・ホンダ フィット

 モータージャーナリストの評判は非常に高く、この車をけなす人というのはまずいない。190Eのエンスト不調が中々治らず、ひょっとすると買い替えもと検討していたので、第一候補だった新型スイフトを試乗してきた。のってみての感想は、悪くは無いが、特別よくも無いというものだった。ノイズやバイブレーションはアイドリング時にはよく抑えられていて静寂さに驚かされた。しかし、走行してみるとロードノイズだけが大きく、他の音が一切押さえられているためかかえって神経に障った。ハンドルも変に重く肩が凝るような違和感を感じ、走行中の雰囲気は初代スイフトに試乗したときのような軽快感に欠けるものだった。室内の居住性は非常によいが、トランクルームの間口がすごく狭くなっていて、これも初代スイフトのほうがよかった。いまの国産車全体にいえることだが、とにかく静かにはなったため、エンジン音がほとんどしないので、走らせて見るとロードノイズだけが突出して耳障りになり、かえって不快に感じる。乗り心地やハンドル操作もやたら硬めに設定されていて、なんだか肩がこるような車になってしまった。ドイツ車を意識しすぎた間違った硬質感に偏ったセッティングのように感じる。ドイツ車は、私の愛するゴルフIIも190Eも、けして足周りは、ゴチゴチではない。柔らかくはないけれど粘りがあるという感じだ。それがこの新型スイフトは粘りというよりはがっちり硬く締めました的な感じがする。ハンドルのフィーリングも190Eもゴルフも走行中は非常に軽快だ。何か不自然な抵抗ばかりを感じる新型スイフトのフィーるとは全く異なる。
 車を創るときいろんな人がいろんなことを言うのだろう。いろんな意見をそつなく全て取り込んで、なおかつアピールできるところを創ろうとするとこういう仕様になってしまうのであろう。私は、旧型になってしまった先代スイフトのフィールのほうが断然よかったと思うのである。

 スイフトが意外に期待はずれだったので、すぐ隣にあるダイハツディーラーでムーブに試乗した。スイフトの走行中のロードノイズが目立つ違和感は軽自動車のそれにそっくりで、あんなものなら軽でもよいのではないかと思ったからだ。ムーブに乗ってみて思ったのはこれで十分という満足感だった。軽自動車のデザインの常でフロントガラスは遠く、普通車よりも目の前の空間は広く開放感がある。アイドリング中のノイズバイブレーションの抑制も、スイフトとなんらレベルは劣らない。走行中は同様のロードノイズの乱入はあり、それは1.5倍くらいは大きい。しかし、運転して見てその他のフィールは、スイフトよりも素直で軽快だから、やたら変に重くしてある操作系よりはよほど好感の持てるものだった。改めて感じたのはスイフトは所詮、なんだかんだいっても、軽自動車の延長線程度の車だということだ。
 本当の車が欲しければ、ダイハツやスズキといった軽自動車メーカーの車は論外ということだ。

 ついでにフィットについても書いておこう。これは試乗ではなく、人の車に乗せてもらったときに感じたこと。この車は、走行中のノイズがひどい。とても、ムーブにもかなわない。スイフトには遠く及ばない。なるほど、こういうレベルの車がものすごく売れているのだから、スイフトはフィットと比較すればすごく良いと言うことになるのだろう。5人乗れるという点以外では、ムーブのほうがましだ。ホンダの車というのは、どうもおかしい。オートバイの延長のような調子で車をつくっているのだろうか。なぜ、この車がとても売れているのか全く理解できない。これを新車で買うくらいなら、中古で高年式のポロを買った方がよほどよいと思うのだが。

2010年モデル トヨタ マークX
 この車はベースモデルだと250万円くらいで新車が変えてしまう。FRの中級セダンがこんな値段で買えるのはすごいことだ。190Eの後継車として、検討すべく試乗してみた。この車はアイドリング、走行中ともにものすごく静かな車だった。しかし、5分も試乗しないうちに、耳を押さえられているような、トイレのような小さく機密性の高い空間に閉じ込められているようないような、違和感で車酔いしそうになってしまった。これは同乗した妻も同じ感想だった。全てにおいて満点に近い車なので詳細は述べないが、どうも波長が合わなかった。車というのはつくづく長年同じものに乗ってしまうとそれは家族同然になり、その車の音や乗り心地、圧迫感等々にすっかり慣れてしまう。新しい車に乗ると、体中の五感がいつもと違うものに乗っている違和感を感じ出して、それを不愉快に感じてしまうようだ。だから、試乗は大切といえる半面、数分の試乗なんかではその車が本当に生理的に自分に合うかどうかなんてわかりっこないのかもしれない。私はどんな車に乗ってみても、190Eに乗って帰るときにものすごくほっとするしこれ以上の車はないなと思ってしまうのである。

2011年モデル トヨタ ラクティス
 
今所有している、ミニバンとベンツだと車庫への出入りが面倒で仕方がない!等などいろいろ理由をつけてるけれど、ベンツにも同じのに10年以上のっているし最後に車(ミニバン)を買い換えてからもう7年にもなるのでそろそろ何か 新しい車が欲しい!っていうのが本音。今のってる車もキープしても3台分車庫があるので一台増車は可能なので、とりあえず増車を検討中です。まーベンツは来年のヤナセ車検でどれくらいダメ出しが来るかで存続を決めようと思う。ミニバンは何かと便利だし、ほとんど壊れない超優等生なのでベンツよりもキープの可能性大。中〜コンパクトカーでとりあえず新車で検討してみると、
.スイフト(これは前々からかなり欲しかった!けど、スズキ車は耐久性が低いのでいまいち踏み切れず)
.ビッツ(現行型のデザインは結構好み!けど、車両間隔がつかみづらく、運転していてハラハラする)
.ラクティス
ラクティスは近所のトヨペットで偶然遭遇し、なかなかのルックスに一目ぼれしてし試乗してみた。
1.3リットルエンジンだったためか、エンジン音が小うるさくて、停車時のノイズバイブレーションコントロール性能が高いのと対照的に走行するとすごく気 になってしまう。高速なんぞで走ったらすごく疲れそうな耳障りなエンジン音が室内にガンガン入ってくる。で、信号待ちで止まると、静粛。うーん、どうもち ぐはぐな感じで気に入らない。いま持ってる車は停車時の静粛性は劣っているけれど、高速走行時でもそう変わらない静粛性なので、特別耳障りな感じは受けな い。でも、国産車なのに、コンパクトカーなのにシトローエンみたいに大型のパノラマルーフがたった10万円でオプション装備できるということで、かなり欲しく なってしまった。1.5リットルエンジンだと静かだと言うので、探してみて試乗してみよう。
しかし、マー国産のコンパクトカーは非常に安い!新車でも買える!自動車をこんなに安く作っていいもんか正直疑問に思うほど安い!

2011年モデル ホンダ フリードという車がどういう車かを調べてみた。幅はラクティスと同じだが、長さがラクティス3995ミリに対しフリード4215ミリで22センチ長い。フリードは3列シートだから仕方ないけど、今回は 出来るだけコンパクトな車がほしい。あと、フリードはスライドドア。これは、古い考えなのかもしれないけれど、乗用車でスライドドア出始めのころに、子供の飛び出し問題や挟まり事故なんかが いわゆる保守的な自動車評論家で問題に上がったのを見てきた時代の自分としては、子供を乗せる車にスライドドアはとんでもない!という立場。はあ?なんの こと?って感じがするほど、スライドドアは普及してしまったけれどね。飛び出し問題は、ドアが開いているかどうかを後続車が確認できないため、特に道路側のスライドドアは危険とされていた。昔は業務用の車でも、歩道側つまり 左ドアだけがスライド設定だったのはそのためだ。急に人が車道側に飛び出してくると後続車は避けようがないわけだ。ヒンジ式ドアであれば人が出る前に必ず ドアが開いているのを後続車は察知することが出来る。それが、家族向け、子供がのる車にもどんどん両側スライドドアが便利という理由で採用されていった。 フリードもそういう車だ。

挟まり事故は、スライドドアは閉めるときに力が必要だったので、閉めかけた時に子供が出ようとして手をドアの隙間に伸ばしてきた時に強い力で挟んでしまう というものだ。兄弟がいて、子供同士で閉めたりあけたりする時に、挟み込むリスクがヒンジ式ドアに比べて高いのと、真横から挟み込むためにエネルギーが加 わりやすくけがの程度が重くなるという話があった。かなりスライドドアが軽くなったとはいえ、ヒンジ式に比べればドアが閉まる時の勢いと、ドアの大きさか らくる物理的エネルギーの高さは大きい。いやーこういう話が、つい20年前はよく取り上げられていたはずなんだけど、両側スライドドア、挙句に電動エンクロジャー・オープナーまで普通に装備され るようになっている。車なんぞ、素人のお客さんが便利に感じて、売れればよいのかね。私も素人だけど・・・、やっぱスライドドアが相対的に危険という理論は変わってないと思うのだ。

2011年モデル マツダ プレマシー
 マツダMPVが軽自動車に追突された。修理のための代車としてプレマシーを借りているので、今日100KM程走行してみた感想を書いておく。
静粛性はさすがに素晴らしく向上している。加速も、悪くはないが、エンジン回転数が上がるとディーゼルよりも回転数が高いせいもあり、まあまあうるさいと思うレベルだった。加速感もわがMPVの方 が数段力がある。排気量の小さいガソリン車のミニバンは、高速道路での動力性能に不安があるということが判明した。やはり、ハンドリングはFF車はすごく劣る。雑味が強く、無駄にハンドルが重いのだ。MPVで一日に1200KMを走破したことがあるが、プレマシーでは とても無理だろう。とにかく、つかれるのだ。疲れる理由は、まずハンドリングが重いこと、そしてシートがすごく硬いこと。からくりシートだとかで、収納できる二列目中央シートがあるのだが、これが最低なすわり心地で、MPVのソファーのような柔らかいすわり心地に慣れている 子供たちには非常に不評だった。私のMPVはFRのためハンドリングは軽やかだし、シートもアメ車のようにふかふかのソファーのようなシートだ。

最後に、期待していた燃費だが、リセットして高速道路だけで計測した平均燃費がリッター16キロだった。悪くはないかもしれないが、わがディーゼルMPV の高速道路での燃費は最高14キロ、平均11キロだから、軽油とレギュラーガソリンの価格差を考慮すると、最新の車にしては驚くほどよいという印象はな かった。視界も、デザイン優先のようでリアのガラス面積が小さく後方視界が悪い。最近の国産車はみんな後方視界がやたらに悪いね。

2011年モデル レクサスIS250C
 レクサス店に行ってみた。目的はIS250Cのパンフレットをもらうためだ。展示車はないだろうなと思っていたが、展示車があったので現物を確認することができた。
正しいドライビングポジションに設定すれば、私が運転する限りは後席でも大人でもさほど窮屈でない程度に座れる居住性の高さには驚いた。トランクルームがオープンにするとほとんど取れないのは残念だけど、まあそんなものかなとも思う。ハードトップでなくソフトトップでもう少しトランクの使い勝手がよいモデルも出せば、よいのになぁと思う。BMWの1シリーズガブリオレはソフトトップだ から、もう少しトランクが広いかもしれぬ。
 IS250Cは色々いらないオプションを削って見積もりを出してもらっても、乗り出し550万円の車であり、買えないことはないけれど、550万円あれ ば、いまのっているベンツを最低20年は乗るのに要するメンテナンスコストを十分にカバーすることができるのかなとも思う。エンジン、ミッション等新品に ディーラーで変えても150万ではすむだろう。あとエアコンやらなんやら入れても、100万あれば大概片ずくと思われる。だから、あと10年で相当壊れて も、300万あれば、十分いける気がする。 そう考えると、IS250SCを20年のって、まあほとんど修理が必要ないとしても、下取りはゼロと仮定すると、ベンツに乗るのと消費額はたいして変わら ないわけである。そこまで、ベンツに乗れば、きっと車齢40年になり立派なクラシックカーとなるはずだから、大したもんだとも思う。
 それと、見積もりを計算するに当たり、細々とオプションについて聞かれていくわけだが、タイヤがすごく高いことが分かった。たしか225と245?の扁平 45の17インチだったと思うが、大体1本で35000円するとの事。4本で14万円。前後タイヤが太さが違うのでローテーションはできない。わたしは、 距離はほとんど乗らないので、溝は9分残っている状態で5年たち劣化による硬化でグリップが悪くなって交換というスタイルだから、かなり勿体ない。今のっ ているベンツだと、4本で6万円でおつりがくるから、タイヤ台はざっと倍以上かかることになる。
 レクサスの場合、自分でDIYするからパーツを買いたいと申し込むような窓口はないだろう。だから、全部お任せになるはずだ。ベンツだとヤナセにはかなり オープンに部品を個人が注文することができる窓口があるので、DIYでできる事は維持費を安く抑える事が可能だ。
 IS250Cは素晴らしい車で、購入したい車ではあるけれど、ベンツにはベンツの特殊な経済性の高さというアドバンテージはあるように思う。

税制改悪について
税制改悪(新車登録から11年を超えるディーゼル車と13年を超えるガソリン車は税を10%重く)について思う所あり。まず、旧車マニアなら反対する気持ちは十分、分かるのですが、触媒交換の実状について、

@触媒の交換は実際の所いくらくらいでできるのでしょうか?
A頼んだ場合、デーラーは交換する気(価格的に、又、積極的にやってくれるか)があるのでしょうか?
B10%UPは高いと感じますか?

私の今迄の経験では、
@について部品で新品頼むと相当高い(5万以上だったかな?)といわれた事がある。
A国産の25年物の触媒の交換指定(5万キロくらいだったかな?)がシールでボンネットに貼られてたので、触媒がすすとかで詰まったり、古いせいで抵抗上がってないかなと思ったので、新しいほうが抵抗少なくなって性能アップしているだろうという理由でトヨタに持っていった所、交換しなくても大丈夫との事。排気検査でも新車の時の数値と変化ないことから一応納得し交換しなかった事。あのシールは一体なんだったのか???
B50%UPなら車を買い換える事を真剣に考えるが、この程度なら年間数千円。これを理由に買い換える旧車マニアはいないと思う。

整備不良の古い車を金が無いという理由で転がしている連中はこういうつまらない事で意外と車を買い換え、それでクリーンな排気に代わるなら、いいんじゃないでしょうか?今迄のままや外国のように古いほど安くすると、自己管理や環境意識の低い多くの日本人は乗りっぱなしが増えて害のほうが多くなるのではと思います。測定値で決めるという方法も、触媒一時レンタル屋みたいなのができて、インチキしてとおさないとも限りません。マフラーの穴空きを車検の時だけテープみたいので止めて通すように。

A2
軍団の人達みたいに本当に大事に車を維持している人間ばかりでないことを考えると環境の為1020%くらいなら、私は馬鹿を中心にして考えざるを得ない昨今の状況ではやむを得ないと諦めています。

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